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利用者が施設に送迎を受けて通う通所サービスの仕事について

利用者が自宅から施設に送迎を受けて通う通所サービスには、①通所介護、②通所リハビリテーション、③認知症対応型通所介護の三種類があります。全てに介護サービスと介護予防サービスがあります。

通所介護はデイサービスと一般的には言われており、ともすれば孤立したり引きこもりがちになりやすい高齢者を、送迎サービスを行うことでデイサービス施設に出かけて、日常生活にメリハリとリズムをつけたり、心身機能や社会的活動の維持や改善などを目的としています。

通所介護の主なサービス内容は、①身体の介護に関すること、②入浴に関すること、③食事に関すること、④機能訓練に関すること、⑤レクリエーションや音楽活動、製作活動、体操などのアクティビティ・サービスです。

通所介護に従事する主な職員は、生活相談員、介護職員、看護職員、機能訓練指導員となっており、各職員が職種に応じた支援や、協働で支援を行うなどチームとして密接な連携を取りながらサービスを提供しています。

通所リハビリテーション(通所リハ)はデイケアと一般的に言われており、身体機能の維持や改善のために医師の指示のもとで行われるリハビリテーションが中心となるサービスです。もちろん高齢者にありがちな孤立や引きこもりを防止することなど、通所介護と同様の目的も持っています。

通所リハの主なサービス内容は、①身体の介護に関すること、②入浴に関すること、③食事に関すること、④アクティビティ・サービスに関することなどです。通所リハのサービス提供場面では、リハビリ職員と役割分担をしながら利用者の支援を行なっています。

通所リハに従事する主な職員は、医師、看護職、介護職、リハビリ職員となっており、各職員が職種に応じた医師の指示の元で支援を行ったり、協働して支援を行うなどチームとして密接な連携を取りながらサービス提供を行っています。

認知症対応型通所介護は、認知症と診断された高齢者等が、認知症対応型通所介護施設に通うことで、能力に応じた居宅生活を営めるように支援を行うことを目的としています。

認知症対応型通所介護の主なサービス内容は、①身体の介護に関すること、②入浴に関すること、③食事に関すること、④アクティビティ・サービス、⑤日常動作訓練、⑥個別機能訓練などです。

認知症対応型通所介護に従事する主な職員は、生活相談員、介護職員、看護職員、機能訓練指導員となっており、各職員が職種に応じた支援や、協働で支援を行うなどチームとして密接な連携を取りながらサービスを提供しています。



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