願い

日本の介護をみんなの声でもっと良くしよう!

(1) 介護をしている人の1/2が介護虐待をしたことがある

要介護者の中でも特に重度の寝たきり老人・虚弱高齢者・痴呆老人の合計は2000年時点で280万人、2025年になると520万人に倍増するとされています。

この現状の中でほとんどの人は、家庭で介護をし、施設サービスを利用しないことを決めています。「仮に世帯の誰かが介護が必要となった場合どうするか」というアンケートに対して一般的な回答は以下の二つです。

1位 家族,親族が中心となり,足りない部分を在宅福祉サービスでおぎなう(56.5%)

2位 家族,親族が面倒をみる(19.8%)

グラフ: 仮に世帯の誰かが介護が必要となった場合どうするか

施設を使おうと考えている方が1~2割くらいに留まっており、ほとんどの方が在宅での介護を考えていることがわかります。

そんな中で非常に恐ろしい事態が起きています。親の介護をしている40代以降の7割強は介護に不安を感じており、介護する人の1/3が「介護を受ける者への憎しみを抱いたことがある」、1/2が「虐待をしたことがある」と答えているというのです。

グラフ: 介護地獄

つまり、申し上げたかったのは、誰もが家庭内での介護の方がいいと考えるが故にそれが災いして、介護地獄が生まれているという現実の話です。

(2) 日本の介護をもっとよくするために何が求められるのでしょうか?

以上のことを鑑みると、家庭での介護にこだわることが必ずしも良い結果を生むとは言えません。これは親との「心の距離」と「実際の距離」のグラフを考えると上手く現状分析をすることが出来ます。

実際の距離も心の距離も近いこと。これが、多くの人が考える介護の理想でした。しかし、その理想は介護地獄という現実を引き起こす一因にすらなってしまいました。それでは、そうした社会で求められる介護の形とは一体なんなのでしょうか。

弊社ではその答えとして、旧来型の「孤独な」家庭だけの介護から、「地域での」助け合いの介護へと変化すべきなのだと考えています。つまり、「距離は遠いけど、心は近い介護」。そのために介護施設を利用する方がより現実的な親孝行になりうると思うわけです。

そこで、日本の介護をもっとよくするために求められるのは第一に「家庭から地域へ」という意識改革である、と考えます。

しかし、ここで一つ疑問が湧くかもしれません。「そうは言っても悪質な介護施設もあるんでしょ?」という疑問です。スタッフは親切に親の面倒を見てくれるのかな、食事はおいしいのかな、周りの入居者の雰囲気はどうかな、清潔さはどうかな・・・。どれもパンフレットには載っていない情報です。

その問題を解決するためにはパンフレットには載っていないリアルな生の声を集め、より自分に合った施設探しをサポートしてくれるような中立的な第三者機関を作ることが求められます。それもより網羅的で、より継続的な情報でないと価値が出ないと考えます。

いわば、点から線へ。ある時点での見栄えよりも、継続的に生活していく中でどう思うか・どう感じるか。そういったことを調べることの出来るプラットフォームがない限り、親を安心して介護施設に預けることは出来ません。このとき求められるのが既に親が入居したことのある人の生の意見であることは明らかです。既に親が入居している人は定期的にお見舞いに行っており、そこで得た知識によって継続的な情報をインプットしています。

そこで、日本の介護をもっとよくするために・・・

  1. 「家庭から地域へ」という意識改革
  2. 入居者の声を聞くことの出来る第三者評価機関を作ること

の二つが求められているのです。

(3) 弊社での取り組みと既に実現したこと。

そこで弊社は、入居した人が簡単に介護施設をクチコミで評価することが出来、その情報を元に自分に合った介護施設を探すことが出来るサイト『老人ホームマップ』を立ち上げました。2006年10月現在で5000件のクチコミ数を突破し、日本最大規模の老人ホームのクチコミサイトに成長しております。また、扱う施設も有料老人ホームに限るのではなく、公的機関の運営する施設も対象としておりますので、きっと近所でご存知の介護施設のページも探せるはずです。もし、万が一、存在しなければ早急に対応しますので、ご連絡を下さい。

又、それ以外にも理念を達成するために、NPOへの寄付は積極的に行っております。

Creator’s NEXT が寄付を行っている団体
ArtsAlive

老人ホームの壁画をアートにし、殺風景な壁画を美しく彩る活動を行うNPOへのプロモーション支援。

募金サイト イーココロ!

『高齢者に最高の笑顔を』 高齢社会をより良くしたいという思いで活動する株式会社 Creator’s NEXTがイーココロ!に賛同し、Creator’s NEXTが提供する 老人ホームマップから世界の医療団に寄付しています。

世界の医療団

上記ekokoroを通じて募金しているNPO団体。

こういった取り組みによって少しずつでも日本の介護をもっと良くしていくことにつながると弊社は思っております。

(4) 皆様のお力をお貸しください!

長い文章を読んで頂き、誠にありがとうございます。今のところ、様々な方々のご協力のおかげでここまでの成果はあげることが出来ました。しかし、まだまだ我々の理念が達成されたとは言いがたい状況です。そこで、皆様のご協力を仰ぎたく思っております。

ご協力頂く方法を恐縮ながら明記させて頂きましたので、ご覧になって頂けると幸いです。

クチコミを書く

クチコミが増えれば増えるほど、『老人ホームマップ』は使いやすくなります。そこで、あなたのクチコミを書いて欲しいのです。親が入居している方・一度見学に行った方などは是非その際に思ったことを書いて頂ければ幸いです。あなたにとっては何でもない情報でも次に施設を探す方にとっては一番貴重な情報源です。
是非、ご協力くださいませ。

 

『老人ホームマップ』の宣伝をする

老人ホームマップは人の目に触れれば触れるほど、成長することの出来るサイトです。 そこで、サイトをお持ちの方は、『老人ホームマップ』へのご紹介リンクを頂けないでしょうか?そうして頂くことで「老人ホームマップ」の持つ問題意識や活動をさらに色々な方々に広めることが出来ます。リンクの際のバナーは6種類分のサイズをご用意致しましたし、面倒にならないようにソースコードも掲載しておきました。『老人ホームマップ』は当然リンクフリーですので、どうぞサイトやブログ・メルマガなどでご紹介頂けると幸いです。お持ちでない方もご友人などに広めてください。
老人ホームマップのリンク掲載ページはこちら

 

こんな風にした方が使いやすい、というアドバイスをする

『老人ホームマップ』では随時アドバイス・ご要望を募集しております。『老人ホームマップ』はユーザーの皆様がいかに楽に気持ちよく使って頂くか、を日々考えて改善しています。『細かい点だし、言っても仕方がないかなー』と思うことでも是非教えてください。われわれはそういったアドバイスにまず「ありがとうございます!」ということを誓います。その上で出来るだけ早急に『老人ホームマップ』を改善します。
老人ホームマップへのアドバイスページはこちら

 

メディアで取り扱う

マスコミの方は是非、『老人ホームマップ』を紹介してくださいませ!『老人ホームマップ』のトップページのサムネイルやロゴは自由にお使いいただいて結構です。そのほか、介護市場に関してや、シニアに関するデータのご提供・コメントのご提供などは随時行っております。何かお困りの際などにはお声をおかけいただけると幸いです。
老人ホームマップの問い合わせページはこちら

 

介護施設様の情報提供

『老人ホームマップ』では、介護施設側の情報提供のお願いをしております。例えば、施設内の写真や施設内でのイベント情報・空き部屋情報などです。ご協力いただける際には御社のPRも兼ねて、是非お申し込み頂ければ幸いです。
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企業としての提携

『老人ホームマップ』をコンテンツ提供して欲しい、広告媒体として利用したいなど様々なニーズをお持ちの企業担当者様がいらっしゃいましたら、是非お声をかけてください。出来る限り、柔軟にご要望に応じさせて頂きます。 以上です。不躾なお願いで恐縮ですが、是非今後も『老人ホームマップ』をよろしくお願いします!
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