利用者さんの様子1
普段は、無口な利用者さんでも、ゲームになると熱くなり、一生懸命ボールを追って、真剣そのものです。ここぞという時には、車いすの利用者さんも、スタッフが両脇について介助をしながら参加されます。いつもは、立てない、足が痛いと訴えが多く元気がない人でも、自分の順番が来ると頑張ろうと思われ立ち上がられ、参加されます。集団の中では、利用者さんからも応援の声が上がり、やる気が出るのでしょう。上手くいかないとしても笑って終わりです。ゲームでの自分の出来に満足が行かないという方には、スタッフが配慮して、もう一度最後に、参加の機会が回ってきたりもします。意欲が出ます。
利用者さんの様子2
色々なプログラムをしていきますが、ある程度、スタッフも利用者さんの得意だったことなども情報として得ています。そのことも踏まえて、プログラムもスタッフが考慮したりします。昔よくしていたことや、得意とされていたことをデイサービスすると、やはり上手いですし、ご自身の自信にもつながります。クラフトや工作系のプログラムではよくできる人に先生として、参加してもらっても良いと思います。やりがいは大切です。
利用者さんの様子3
なじみのスタッフやなじみの利用者さんとの関係性が出来て、デイサービスに行くのが楽しみという方も多いです。色々なプログラムのレクリエーションを通して、お話ができない方でも、行動を見て頑張っているなと他の方が思ったりして、利用者さんの輪ができます。利用者さんが休まれたり、入院されたりすると、「あの人はどうしたのかしら。今日来られていない。」と心配される利用者さんも多いです。声を掛けあったりすることでお互いに元気が出ます。