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メルマガvol 10: 自分に合ったケアマネジャーの見つけ方

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vol 10: 自分に合ったケアマネジャーの見つけ方

■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

自分に合った在宅介護サービスの見つけ方

今回は、ケアマネジャーの選び方がテーマです。

実はこれが一番難しいような気がします。
介護保険のサービスを利用する際には、
地域包括支援センターや医療機関の相談員を通して
ケアマネジャーを紹介されるというケースが一般的です。
ただ、どのケアマネジャーさんがいいケアマネジャーで、
このケアマネジャーさんは悪いケアマネジャーですとは
誰もはっきり言うことはないと思います。

男性か女性か、年齢がどのくらいか、基礎資格が何か
といった情報を確認することはできますが、
相談相手としての話しやすさや対応の速さ、知識の量などは
客観的に推し量ることが難しい部分になります。

最近増えているのが、
デイサービスや訪問介護といったサービス事業所に併設されているのではなく、
ケアマネジャーとしての業務のみを行っている独立型の事業所です。
特徴としては、併設事業所がないため、
公正中立なサービスの選択を行うことができるという点です。
本当に対象者に合ったサービスの選択がしやすくなる面があります。

ケアマネジャーに何を求めるかが一番重要なポイントになります。
体調が急変することが多かったので24時間連絡のできる体制のある事業所にお願いしたい、
介護者が土日にしか動けないので土日祝日に対応してくれる事業所にお願いしたい、
などの条件があれば、
地域包括支援センターに相談してみてください。

■ おすすめトピックス ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

(Q)一人暮らしを続けたいという祖母(ののてさんの投稿)

85才の祖母についてご相談です。
長年、一人暮らしをしている祖母は、今年始めに内臓系の疾患のため、1ヶ月ほど入院しました。
入院中はほとんど寝たきりだったのですが、リハビリをしてなんとか、杖を使えば歩けるようになりました。
ただ、手の方は完全にもとには戻っていない状態です。
間もなく退院の予定で、祖母はもとの一人暮らしに戻る気満々のようですが、
毎日、病院で祖母に付き添っている母が言うには、介護が必要なのではないかとのことです。
母は、祖母との同居も視野に入れているようですが、
祖母の実の息子である父は「本人が一人暮らしがいいといっているのだから」と同居には反対のようです。
祖母の願いもかなえたいし、母の心配ももっともだと思います。こうした場合、どのような対応がいいのでしょうか。

(A)

ののてさん、はじめまして。どうぞよろしくお願いします。

おばあさまの一人暮らしで生活したいという気持ちはとても素晴らしいことだと思います。
きっと寝たきりの状態から一ヵ月でそこまで回復されたのは、
また自分の家に戻って生活したいという強い気持ちがあってのことではないでしょうか。
退院後、望む生活ができないことにショックを受けてしまうよりは、
できることであれば、その思いを尊重して、元の生活を続けていただきたいと思います。

ただ、年齢も考えると、退院後も継続的にリハビリなどを受けることが必要だと思います。
介護予防のためのリハビリや運動を中心にしたデイサービスなどがあれば、
そういった場所で継続的に運動を行うことで、機能の維持や改善を目指すことができます。
介護保険の申請をして、ケアマネジャーさんに相談してみることをお勧めします。

また、離れて暮らす家族の安否を確認するために、
毎日弁当を配達する配食サービスを利用することもお勧めです。
内臓系の疾患だったということから、バランスのとれた食事が必要になることや、
手の自由がまだあまりきかないようなので調理などの家事に不便を感じることも多いと思いますので、
毎日夕食のお弁当配達を依頼して、
おばあさまが食事作りをするのは朝や昼に簡単なメニューを作る程度にしてみてはいかがでしょうか。
社会福祉協議会などで行っている配食サービスや民間の宅配業者などもありますので、
まずは地域包括支援センターなどの相談窓口に相談してみてください。

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