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介護施設に騙されない為の「入居見学時チェックリスト」


介護施設を見抜くポイントは職員の「人柄」

介護施設への入居を考えている方は、入居するまえに必ず施設見学を行いましょう。
事前に介護施設の様子を確認しておくことによって、施設選びの失敗を減らすことができるからです。しかし、施設を見学するときにはただ漫然と見学をしているだけは、いけません。施設側はふだんよりも「背伸び」をして良く見せかけている可能性があるのです。そこで、ここでは介護施設を見抜くポイントを紹介します。そのポイントとは職員の人柄です。職員の人柄は施設の雰囲気に大きな影響を及ぼします。しっかりとチェックをしてほしいと思います。

施設長の理念や信念が重要

介護施設では施設長が職員たちをまとめる役割を担っています。私の知っているケースでは、施設長の人間性に問題がある場合には職員に対して悪影響が及びます。つまり、施設長の人柄によって施設の質が大きく変わるということです。施設長の人柄をチェックする為には30分程度の会話をしてみましょう。その中で高齢者介護に対する理念や信念を確認してください。理念や信念に関する話題が出ない場合には、経営面にしか関心のない冷徹な施設長である可能性があります。施設長の冷徹さは現場の職員にも伝染する危険がありますので注意が必要です。

利用者の弱みにつけこむ営業トーク

また、説明担当者の人柄にも確認するべきポイントがあります。あまりにも営業トークが多い場合には注意をしましょう。特に利用者の弱みにつけこむ場合は危険です。地域によってはなかなか介護施設に入居できない場合があります。その為、説明担当者から「最後の一部屋です」、「今決めないとすぐになくなります」などと言われるとすぐにでも契約しないといけない気持ちになります。しかし、このような台詞は営業トークであることが多いのです。営業トークが多い施設は利用者のことよりも利益や成績を優先する可能性があるので注意しましょう。



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