「住宅型」施設を見学するときのポイント
「住宅型の有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」などに入居される高齢者は比較的健康な方が多いですので、これらの施設では「住宅」としての役割が大きくなります。そのため、施設見学をするときには、その他の介護施設とは異なる視点でチェックをすることになるのです。いちばん重要なポイントは「施設周辺の街が充実しているかどうか」になります。健康な入居者さまの場合には、外出する機会が多くなりますので、施設の周辺が便利であると快適な生活を送ることができますね。
周辺の商業施設をチェック
施設見学に出かける際のチェックポイントとして、まずは施設周辺にある商業施設を確認することが大切になります。住宅型の施設での生活をする場合には、日常品や衣服などの買いものを入居者さまが自分で行うことになります。また、娯楽や趣味の時間を周辺の街で過ごす機会も多くなります。そのため、いろいろな商業施設が施設から近い範囲にそろっているとたいへん便利な生活を送ることができるのです。施設から目的のお店まで、実際に歩いてみると、入居後の生活を具体的にイメージすることができますよ。
公園などの憩いの場もチェック
さらに、施設周辺に公園などの憩いの場があるかどうかもチェックしましょう。緑豊かな大きめの公園があると、日々の生活の気分転換になりますし、ウォーキングなどをすることによって、運動不足の解消にもなります。こうした憩いの場が施設のそばにあるとうれしいですよね。住宅型老人ホームやサ高住を探すことは「住宅」探しと同じようなものになりますので、施設周辺の環境をチェックすることが必須になります。施設見学を行う場合には、時間をかけて周辺の街を歩いてみましょう。