「外出すること」の重要性
老人ホームでの生活はどうしても単調なものになってしまいがちですよね。比較的お元気な入居者さまにとっては、退屈な日常に感じられるかもしれません。そうした退屈さを解消するためには、「外出をすること」がいちばんのオススメです。外出をすることによって、老人ホームとは違う、新鮮な街の雰囲気を味わうことができますね。健やかな施設生活を続けていくためには、定期的に外出をして、気分を変えることが重要であると言えるのです。
「外出のしやすさ」をチェック
そこで、施設見学をするときには、「外出のしやすさ」をチェックすることが肝心なポイントになるのです。みなさまも実感されているかもしれませんが、高齢になるとともに身体の機能が衰えていきます。ちょっとした段差があるだけで、出歩くことが億劫になる方もいらっしゃいます。施設見学の際にはまず、居室から施設の出入り口までのあいだに段差などの障害物がないかどうかを確認しておきましょう。扉の開け閉めをひとりでできるかどうかも大切なチェックポイントになりますのでしっかり確認してみてください。
施設周辺の道路や駅もチェック
施設見学は「施設内」だけで終わってはいけません。「外出をする」ということは街へと出かけるということですから、施設周辺の街の様子も見学しておくことを強くオススメいたします。徒歩で移動される入居者さまの場合には、施設周辺の道路環境をチェックしておく必要があります。杖での移動や、車イスでの移動に適さないような道路しかない場合には要注意です。また、遠出をするときには電車などを利用しますので、施設の最寄り駅のバリアフリー化の状況も確認するべきです。駅をスムーズに利用するためにはエレベーターが必要最低限の設備になります。ぜひとも、以上のチェックポイントを確認してくださいね。