今はいろいろな形のコップがあるものです
今はいろいろな形だけでなく飲みやすいように、持ちやすいようにと工夫されたコップがいろいろ出ています。
写真のコップは飲み口が広くなっていて片方が低くなっているのは、コップを傾けたと時に鼻が当たらないようにと配慮された形となっています。持ち手も握りやすいような形に出来ています。
また、飲み口が広くなっていて握りやすい形状のコップや持ち手が握りやすくなっていて、さらに温かい物は冷めにくい、冷たい物は温くなりにくい構造になっているコップなどがあります。
お皿やお椀はユニバーサルデザインとして誰もが使いやすく工夫されています
写真のお椀はユニバーサルデザインの漆器です。持ちやすくスプーンですくいやすい形状をしています。
同じくお皿は陶器のお皿で縁の部分が高くなっていてすくいやすくなっています。もちろん動きにくいように配慮されています。
その他に縁の部分が直立していてすくいやすくなっている磁器製のお皿で、縁の部分が広くなっておりお皿を持つのも安定するような形状のものや同じく陶器のお皿で少し深さがあってすくいやすいように作られているものなどがあります。
昔は自助具の食器というと合成樹脂のものばかりでした。もちろん合成樹脂製品も破損しにくく取り扱いが容易という特徴があり、最近の製品は陶磁器と見間違うようなものもあります。でも陶磁器や漆器の器で食事が出来たら食べる楽しみが倍加すると思います。
その他にも食事をするために便利な器具があります
上の写真はシリコン製のコップに付けるキャップで、転倒してもこぼれることがなくキャップをしたまま飲料を飲むことが出来るというものです。
下の写真はシリコン製の小物達です。牛乳パックやペットボトルの持ち手。ペットボトルや広口瓶などのキャップオープナー、携帯用のコップ、たためる入れ歯入れ、ずれないコップの蓋などです。
自助具にはいろいろな形、材質のものが出ていますので、それぞれ使われる方にあったものが見つかると思います。
※参考にしたサイト:
国際福祉機器展 http://www.hcr.or.jp/index.html
ユニバーサルデザインカトラリー http://www.ud-cutlery.ec-various.com/index.html)
Te Maru てまる http://temaru.jp/