ホワイト企業

ある法人の役員さんの事例ですが、この方はかなり位の高い役員で、経営陣の一角です。
にもかかわらず、いちケアワーカーとして訪問介護をしています。
管理監督者としての仕事もありますので、訪問件数は少ないですが頭が下がる思いです。
ある時に、すごい方ですねと尋ねたところ、これがうちの伝統です。
ときっぱり答えました。つくづくいち福祉人なんだなーと感心です。
この法人は、正規職にも厚遇しており、非常勤パートの私でも訪問1件につき幾らの所が多い中、一定時間の拘束ですが、待機時間も支援のキャンセルがあっても時給が発生します。事務所待機になりますが。
理事長も国産の500万円位の車には載っておりますが、べらぼうに高い報酬でもなく、その分職員に還元しているようです。
普通は役員が儲けて当たり前の所が多い中では特筆すべきだと感じました。
介護の仕事は、本来は高い公益性のある事業ですので、こうあるべきだと思います。
一人ひとりのマンパワーがないと成り立たない仕事でもありますので、冷遇よりも厚遇して一部の者が儲けるよりも幅広く還元すべしです。

とても良い話です。