普通の物忘れと認知症の違いは? |
天然 | 2012-09-02 10:18:57 カテゴリ:困った時の介護生活相談所 |
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2012/09/02 17:46
天然さん、はじめまして。お義母様のご様子、確かに心配ですね。
朝食べたものが思い出せないのは、単なる物忘れとも考えられますが、通い慣れた道で迷子になるというのは認知症の症状の一つです。おっしゃるように、早めに専門医に受診されることをおすすめします。もし認知症であっても、早めの対応で進行を遅らせることも可能ですから、まずはお義母様の現状を把握することにつとめてください。
さて、ご質問の認知症と単なる物忘れの違いについてご説明しますね。
まず、単なる物忘れの場合、体験の一部を忘れてしまうのですが、認知症の場合は、体験したことそのものを忘れてしまいます。例えば、友人の家に行ったことは覚えているけれど、友人の家でごちそうになったお菓子を思い出せない…というのは単なる物忘れです。誰にでもあることですよね。いっぽう認知症の場合は、友人の家に行ったこと自体を忘れてしまうのです。
また、単なる物忘れの場合、「最近、物忘れがひどくなった」と本人の自覚があるのですが、認知症の場合は、本人が物忘れをしていることを自覚していないことが多いという特徴があります。
認知症の場合、本人に自覚がないので日常生活にも支障が出てきてしまうのです。
とはいうものの、周囲の人のフォローや適切な対応があれば、今まで通りの生活を続けることも不可能ではありません。
まずは専門医に受診し、もし認知症であるなら、介護保険などを利用して、お義母様の生活のフォローをしてあげてください。
何か不安なことや、疑問があれば、いつでもまたご質問くださいね。
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