CPUさん、はじめまして。お義父様を気遣うやさしいお人柄が伝わってきました。本当に、いつまでもおいしい食事を楽しんでほしいですよね。
人にものを食べさせてもらうと、どうしても自分のペースで食事を楽しめませんから、CPUさんのおっしゃる通り、できるだけご自分で食事をされることは、とても大切です。でも、ご本人が自分の食事の仕方を気にされているようなら、誰もが使いやすいようにデザイン、設計されたグッズを使ってみてはいかがでしょうか。いわゆるバリアフリーデザイン、ユニバーサルデザインなどと言われる商品です。
握力が弱くなった人でも使いやすいバネをつけたお箸や、持ち手が大きくて軽く握るだけで使えるフォークやスプーン、倒れてもこぼれないストローと蓋のついたコップなどいろいろあります。
介護用品店や通販サイトで入手できるので、検討してみてください。
また、スプーンなどをすすめるのは、本人のプライドを傷つけるのでは、と心配されていますが、確かにそうした方は少なくありません。そこでご提案ですが、認知症を理由にするのではなく「握力が弱くなると、どうしてもお箸とかが使いづらくなるんだって。スプーンのほうが使いやすいかもよ」というように、お話されてみてはどうでしょう。
お義父様が、いつまでもCPUさんのお食事を楽しめるよう、工夫されてみてください。