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有料老人ホームの権利形態について

25chan 2012-06-12 06:08:28
カテゴリ:施設のことイロイロもろもろ
はじめて質問させていただきます。
私は50代で独身のため、行く行くは老人ホームか高齢者専用賃貸などに入居しようと考えています。今、将来に備えてホームの広告などに目を通すようになったのですが、施設によって料金にかなりばらつきがあり、何をどう見ればいいのか今ひとつ分かりません。
利用権方式や賃貸方式、所有権方式など、権利形態で金額が大きく変わるようですが、それぞれどのようなものなのでしょうか。

コメント

na-o

 2012/06/12 22:23

25chanさん、初めまして。ケアマネをしていますna-oと申します。
将来に備え、今のうちから情報収集をされているとのこと。ご自分の人生設計をしっかりと立てていらして素敵だなと感じました。
さて、ご質問の有料老人ホームの権利形態の件ですが、ホームは仰る通り、いくつかの権利形態があり、それによって入居一時金などが大きく変わってきます。以下に、それぞれの権利形態の特徴をまとめておきますので、参考になさってくださいね。
●利用権方式…施設の利用権を入居金で得るタイプです。所有権は発生しないので、契約者が死亡すれば契約終了となり、相続や転売はできません。有料老人ホームの多くはこのタイプです。
●賃貸方式…一般の賃貸住宅と同様に、家賃を月払いするタイプです。入居一時金は比較的低く抑えてある施設が多いようです。
●終身賃貸方式…賃貸方式の特別な種類で、生涯住み続けられる「終身建物賃貸借事業」の許可を受けたものです。
ただ、どれを選ぶにしても家賃や食費などはかなりバラツキがあり、また、施設によっては介護が必要になった場合は退所しなくてはならない所もありますので、事前の確認が重要です。
また、厳密には有料老人ホームには当たらないのですが、シニアマンションや高齢福祉マンションなどの所有権分譲方式のものもあります。これは共有部分に食堂や大浴場などが付いたバリアフリーの居室の所有権を購入するというものです。マンションや住居の購入と同じ扱いになるので、相続や転売も可能です。
今から将来を見据えて動いていらっしゃる25chanさんなら、きっとご自分にぴったりの施設を見つけられると思います。
準備期間はまだまだあるのですから、納得のいくところをお探しになってくださいね。

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