１週間以上外出しないことが続いているのであれば、“閉じこもり”だと考えられます。閉じこもりには、認知症や運動機能低下などの原因がありますが、老人性の鬱症状の場合もあるので、すぐに判断はできません。主治医や値域包括支援センターに相談して、早めにその原因を明確にしたほうがいいでしょう。

機能低下の場合、そのまま放置しておくと要介護の状態になってしまいます。支援センターで提案している介護予防プログラムを利用して、少しずつでも機能を回復するように、応援しながら取り組ませてあげてください。認知症や鬱の場合は、専門医に任せることが必要です。診察を受けながら、主治医に相談してデイサービスやデイケアに行く手はずをととのえ、少しずつ外出の機会を作ってあげるようにいってはどうかと思います。どうしても外出を嫌がる場合は、訪問介護による介護予防プログラムもありますので、まずはそこから利用し、改善の糸口をさぐっていってください。