祥子さん、こんにちは。ご主人の症状のすべてがわからないので断言はできませんが、飲み込み動作などの問題でしたら、根気よくリハビリすることで機能は回復していく可能性はじゅうぶんあると思います。言語療法士に相談し、噛む動作、飲み込み動作、口や舌を動かす訓練など、食べるための訓練を継続して行っていくといいのではないでしょうか。
リハビリで回復するには時間がかかりますし、何よりもご本人の強い意志が必要となります。でも認知症がなく、発症前の状態に少しでも近づきたい、というお気持ちがご本人にあるならば、リハビリを続けることもできると思いますよ。祥子さんの手料理をもう一度食べたい、というのも、大きな励みとなるのではないでしょうか。
ただ、機能回復までには時間がかかるかと思いますので、一時的に胃ろうを造り、そこから栄養補給をしたほうがいいでしょう。体力回復には必要だと思います。食事ができるようになったら、胃ろうの使用をやめれば、問題はありません。
まずは、ご本人の意志が重要です。胃ろうにするメリット、デメリットをじっくり話して、納得のいく結論を出してくださいね。