まめだぬきさん、こんにちは。５年間、よく介護なさってこられましたね。頭が下がります。その経験がなにより大切な介護の基本になっていらっしゃると思います。ただ、体重の支え方や介護のちょっとしたコツなどは、専門技術を身につけることで介護者の負担を軽減することができますので、それを学ぶことはまめだぬきさんの今後には役立つのではないでしょうか。介護者のための介護教室などは、地域包括支援センターで開かれていることがあります。ケアマネジャーに情報をもらって、参加してみてください。
ただ、まめだぬきさんは、これまで十分にやってこられたと思います。ですからこの先もっと頑張るために、ではなく、この先できるだけラクをするためにという意味で受講されるといいと思います。ご自分のお体もどうか大切に。

毎日の介護おつかれさまです。たしかに、介護の知識は持っていた方が体に負担なく介護を進めることができます。もし、デイサービスを定期的に利用なさっていて、時間がとれるのであれば、ヘルパー２級の資格を取られるといいと思います。これまでの介護の仕方を見直すことができ、より自信を持って介護されることができるでしょう。
もし、そこまでの時間がなければ、訪問介護や訪問看護を利用し、専門スタッフにわからないところを尋ねたり、アドバイスやコツを教えてもらうのもいいと思います。まめだぬきさんご自身がこの先、病気や体調不良などで介護できない場面が出てくることも考えられます。訪問スタッフとのつながりは、そういう時のサポートとしても大切になってくるでしょう。
けれど、これまでまめだぬきさんがなさってきた５年間の介護にまさる技術はありません。お父様が毎日過ごしてこられたのは、まめだぬきさんの介護の力によるところが大きいのですから。どうか自信を失わず、今のご自分の能力を振り返るくらいの気持ちで、介護を学んでみるといいのではないでしょうか。お疲れの時は、頑張ってご自分を奮い立たせるよりも、ショートステイなどを利用して、たまにはご自身をケアなさってあげてくださいね。